特典航空券への交換によってお得に旅行することが可能になり、日々の旅を更に楽しいものに変えてくれるのが航空会社のマイレージサービスです。
あなたの周りでも貯められている方も多いのではないでしょうか。
マイルを貯めるには、以下の4通りが基本になります。
⑴飛行機に搭乗することで貯まるフライトマイル
⑵クレジットカード決済で貯める
⑶キャンペーンやボーナスを活用して貯める
⑷他社のポイントをマイルに変換して貯める
本記事では、”⑵クレジットカード決済で貯める”ということを軸に解説いたします。
結果からお伝えすると、年会費等を考慮したコストパフォーマンスが最も高いANAカードは、
”ANA VISA ワイドゴールドカード”
”ANA Master ワイドゴールドカード”になります。
年間数10万ものANAマイルを貯める当ブログの管理人である私もこのカードを決済のメインカードとして使用しています。
- ANAマイルを貯めるなら絶対に”ANAカード”
- ANAカードにはたくさんの種類やクラスがある
- カードブランドや種類はどうする?
- ANAゴールドカードのメリット
- 結果、一番の決済用クレジットカードは…?
- 「マイ友プログラム」活用でお得にマイルをゲットしよう!
- ANAカード発行の手続き
決済だけで大量にマイルを貯める事は難しいものの、マイルを貯める方々にとって決して無視出来ないのが「クレジットカード決済」によって得られるマイル。
還元率1%のクレジットカードで毎月20万円、年間240万円を決済すると、24,000マイルを獲得できます。日本-ハワイのANA特典航空券がレギュラーシーズンで40,000マイル(エコノミークラス)なので、1年半ほどでハワイに行くことが可能です。
毎月20万も決済するのは難しい・・・とお考えの方も多いと思いますが、カード決済できるものを全て1枚のカードに集約すれば、かなりの金額までいくと思います。毎月の食費、光熱費、日用品、通信費等を全て集約することが重要です。
そう考えると、日々の決済に使用するクレジットカードに最も必要なものは、決済でどれだけマイルが貯まるのか…いわゆる
マイル還元率について理解を深めなければなりません。
ANAマイルを貯めるなら絶対に”ANAカード”
ANAマイルを貯めるのは、SPGアメックス等他社のカードでも可能ですが、これからマイルを貯めていくならANAカードが間違いなくベストです。
ANAカードだけのサービスがありますから、ANAマイラー(ANAマイルを貯める人のこと)なら1枚は持っておくべきカードです。
ANAカードの便利な機能
- 国内線、国際線の機内販売割引サービス10%
- 空港内店舗ANA FESTAでの割引サービス5%
- 空港内免税店での割引サービス5~10%
- ANAカードマイルプラス
- ANA ショッピング A-styleでの割引サービス
機内でしか買えないANAオリジナル商品があったり、空港にあるショップ「ANA FESTA」でのお買物割引サービス、特定のお店でANAカード決済すると、通常の決済マイルとは別にマイルが加算される等、便利な機能が盛りだくさんですね!
私も毎月少しずつ、ANAカードサービスの恩恵を受けています。2020年1月は他社のポイントをANAマイルに変換するということで貯めたマイルが多いですが、1ヶ月で18,947マイル貯めることが出来ました!
ちなみに飛行機に搭乗して貯めるフライトマイルはありませんので、出張や旅行が多いわけではありません。
ANAカードにはたくさんの種類やクラスがある
ANAカードの良さが少し伝わったのではないかと思います。
しかしながらANAカードにはとてもたくさんの種類があって、選ぶのが難しいです。
そこでハイコスパなカードを見つけるため、比較検証してみます!
ANAカードには「一般カード」「ゴールドカード」「プレミアムカード」と3種類のクラスあって、更にその中にもたくさんの種類のカードが存在しています。
各クラスの特徴は下記のとおり。
|
一般・ワイドカード |
ゴールドカード |
プレミアムカード |
---|---|---|---|
カードの種類 |
12種類 |
5種類 |
4種類 |
ブランド |
VISA、Master、JCB、AMEX |
VISA、Master、JCB、AMEX |
VISA、Master、JCB、AMEX |
年会費 |
無料~7,975円(税込)※2 |
15,400~34,100円(税込) |
77,000~175,000円(税込) |
入会・更新時マイル |
1,000マイル |
2,000マイル |
10,000マイル |
搭乗ボーナスマイル |
10% |
25% |
50% |
100円決済あたりマイル付与率 |
0.5マイル(※1) |
1マイル |
1.3~1.5マイル |
国内線ANAラウンジの利用 |
✕ |
✕ |
〇 |
※1・・・10マイルコース移行手数料(6,600円<税込>/年)を追加で支払うと、100円=1マイルとなります。
※2・・・年会費無料はキャンペーンにより初年度無料などの期間限定のみ(無料期間終了後は2,200円~)
カードブランドや種類はどうする?
- メインカードとして海外でも決済したいか
- 少額決済でも利用できる「後払い型」の電子マネーが搭載されているか
- 年会費を少しでも安くしたい
上記のような基準により選ぶカードは変わってきます。
「年間500万円以上クレジットカード決済するような高収入の方や会社立替経費が多い方」、「プレミアムカード独自の機能に魅力を感じる方」以外はプレミアムカードを所有するメリットがないと思います。年会費が高いので…。
海外での利用を考えるとどうしても「VISA」か「Master」に行き着きます。AMEXはそこそこ使えますが、ダイナースは全く使用出来ません。JCBもハワイであれば割引サービスが使えて便利なことも多いですが、「VISA」や「Master」に比べると使いにくいです。
カード年会費を抑える制度を活用することで、年会費のデメリットを小さくさせることも可能です。
これら全ての条件を満たすものを選択すると下記の5枚のカードとなります。ここから先は、この5枚のカードの話を進めていきましょう!
|
カード種類 |
年会費(税込:割引適用後) |
---|---|---|
一般カード
|
ANA VISA Suicaカード ANA VISA nimocaカード ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード |
1,127円 |
ゴールドカード |
ANA VISA ワイドゴールドカード ANA Master ワイドゴールドカード |
10,450円
|
三井住友カードホームページ参照 *1
【一般カードの場合】
一般カードの3枚の中ですと、2019年6月に「TOKYUポイントルート」が開通したため、ハピタスやモッピーなどのポイントサイトを使ってマイルを貯める方は「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が最もマイルを貯めることが出来ます。
このカードを持っていると、本記事冒頭でもご説明させていただいた他社のポイントをANAマイルに変換して貯めるということが可能です。
ちなみにポイント交換ルートは下記の通りとなります。
【ゴールドカードの場合】
一方、ゴールドカードの2枚は、単純にカードブランド(「VISA」 or「 Master」)の違いなので、お好みでよいと思います。
重要なのは、「一般カード」にするか「ゴールドカード」にするかの選択です。
結論から先に言うと、
年間100万円以上決済するならゴールド
がいいでしょう!
マイル還元率は、一般カード100円=0.5マイル、ゴールドカード100円=1マイルです。年間100万円決済したとすれば、一般カード=5,000マイル、ゴールドカード10,000マイル貯まります。その差5,000マイル。
しかしゴールドカードは年会費が高いので、得られるマイル数だけで優劣は付けられません。
割引制度(マイペイすリボに登録して、年間1回でもリボ払いの手数料を発生させる&カードご利用代金WEB明細書サービスの利用)を利用すれば一般カードは1,127円(税込)、ゴールドカードは10,450円(税込)にまで年会費を抑えることができます。
差額9,323円
マイルの価値は、一般的には1マイル=2円程度と考えられているので、年間100万円決済で得られるマイルの差が5,000マイル=10,000円の価値と想定できます。
この時点で年会費の差額分の元が取れることになります。
年間100万円の決済といっても月に換算すれば約83,333円ですから、全く不可能な数字ではないと思います。毎月支払う固定費だけでもこの金額を超えるのではないでしょうか。
尚、「一般カード」でも、10マイルコース移行手数料(6,600円<税込>/年)を追加で支払うことで100円=1マイルのレートに変更することができます。そうすると1,127円+6,600円の年会費でゴールドカードで得られるマイルと同じだけのマイルを獲得できるようになりますから、2,723円安く年会費で済ませることも可能です。
しかし、ゴールドカードには、一般カードにはないメリットがたくさんあるため、それを考慮すれば「10マイルコース移行手数料」を追加で支払うよりもゴールドカードを最初から選んだ方が絶対にいいです。
ANAゴールドカードのメリット
|
一般カード |
ゴールドカード |
---|---|---|
⑴ 入会・更新時マイル |
1,000マイル |
2,000マイル |
⑵ 搭乗ボーナスマイル |
10% |
25% |
⑶ ビジネスクラスチェックインカウンターの利用 |
✕ |
〇 |
⑷ 国内空港ラウンジ(※1)の利用 |
✕ |
〇 |
⑸ 付帯保険 |
治療費用は対象外 |
治療費用150万(本人) |
⑹ スーパーフライヤースカードへの切替 |
〇 ゴールドカードへの切替には審査有 |
〇 |
⑺ リボ払い利用によるボーナスポイント活用 |
100円=0.15~0.3マイル加算 |
100円=0.3マイル加算 |
※1 利用できるのはカードラウンジ。航空会社が提供しているラウンジではありません。
⑴ 入会時及び更新時にプレゼントされるマイルが、ゴールドカードの方が1,000マイル多くもらえます。
⑵ 飛行機に搭乗した際のボーナスマイルが多くもらえます。
⑶ ビジネスクラスチェックインカウンターの利用が可能になります。年末年始やお盆の時期などはチェックインカウンターがかなり混み合います。ビジネスクラスチェックインカウンターは一般カウンターより空いているので、チェックインの待ち時間を大幅に減らし、自由な時間を増やすことが可能です。
⑷ 各空港でカードラウンジが無料で利用できます。有料で利用すると1,000円程度の費用がかかります。ソフトドリンクサービス、場所によってはアルコール1杯サービスがあったりするので便利です。
⑸ 一般カードにも付帯保険は備わっていますが、ゴールドカードは治療費用も対象となっており安心。
⑹ 将来的にANAの上級会員資格であるSFC(スーパーフライヤーズカード)への入会を検討されている方もいらっしゃると思います。一般カードからSFCゴールドカードへの切替は、再度クレジットカード会社の審査が発生するため、SFCの条件を満たしていてもクレジットカード会社の審査を通過できなければ、所持することができません。一般カードからSFC一般カードは審査なしで切替可能です。
一方、ゴールドカードの場合は単純にSFCへの切換が可能で、切換時点でのカード会社の審査はありません。よって「SFCの条件を満たしたにも関わらずカードの審査に落ちてSFCゴールドカードを発行できない」という悲劇を回避できます。将来的にSFCゴールドカードへの入会を考えている方は最初からゴールドカードを所有するのが安全な選択です。
⑺ 「マイペイすリボ」を利用することで、「通常ポイント」と同数の「ボーナスポイント」を獲得することができます。このボーナスポイントは、ゴールドカードの場合、1P=3マイル(100円=0.3マイル)のレートでANAマイルに交換できるので、通常ポイントと合わせると、「100円=1.3マイル」のレートとなります。
割引制度を利用して年会費を抑えた上で、100円=1.3マイルという高レートでマイルを貯める事ができるのです!
結果、一番の決済用クレジットカードは…?
ANAマイルを貯めようとお考えの方にとって一番の決済用クレジットカードは
「ANA VISA ワイドゴールドカード」、
「ANA Master ワイドゴールドカード」となりました。
上記では100万円以上の決済を前提としましたが、年間50万円ほどの決済でも、キャンペーンやフライトボーナス等全体をみると損はしないでしょう。
「マイ友プログラム」活用でお得にマイルをゲットしよう!
このプログラムに登録してから、ANAカードを発行すると、
それだけで「最大5,500マイル」もらえるという素晴らしいプログラムです。
通常入会ボーナスマイルと合わせるとかなり多くのマイルを獲得できます。
発行するカードの種類によって、プレゼントされるマイルは異なりますが、この記事でオススメした「ANA VISAワイド ゴールドカード」なら「2,000マイル」が獲得できます。
ANAカード発行の手続き
手続きはとっても簡単で下記の通りです。
① 登録ページ(ANA公式サイト)から登録手続き
② ANAカードを申込む
この2つの手順となります。
登録ページでは、次の「紹介者に関する情報」
紹介者氏名 |
カツラ ジュンヤ |
---|---|
紹介者番号 |
00011661 |
「申込者となるあなたの情報」(氏名と生年月日)を入力します。
※氏名はカタカナ入力
サイトに従って入力、手続きを進めて完了となります。
ANAカードは頻繁に入会キャンペーンをやってるので、それも上手く利用すると大量のマイルが獲得できます。
定期的に入会キャンペーンが行われるので、そのタイミングに合わせて申込を行うと、お得にカード発行できますよ!
キャッシュレスが主流になりつつある現在、しっかりクレジットカード決済を活用して、お得に旅を楽しみましょう!