皆さまは新型コロナウイルスの影響により、急な環境・生活の変化により皆さま自身の行動に何か変化はあったでしょうか。私は約1ヶ月間時短・在宅勤務により、読書をするようになりました。
いい大学に行きなさいとか、幼少期に言われてきた影響なのか勉強は嫌いでした。いやいややってると身につかないですよね。読書も目の奥が痛くなってくる感じがして、遠ざけていました。今思うと思考停止状態ですね。もっと多角的な視点を持っていたら楽しかったなと、自分の過去は変えられないので、子供の教育をうまくやっていきたいと考えていますが…。
これを機会にニュース(アフターコロナによるデジタル分野での変化や日本国の未来。年金制度崩壊による金融リテラシー向上の課題、これからの企業の在り方・働き方等々)を深く考えたり、経済の影響はどれほどなのか少しずつ主体的に考えるようになっていきました。
読書はその道のプロが読者に分かりやすい形でまとめ上げ、せいぜい2,000円ほどの費用で学べることへの費用対効果が高いと感じ始めました。1週間に1冊程度のスローペースですが、ブログでも読んだ本の感想を書いて、なんとか続けられるように習慣化させていきたいと思います。
コロナの影響により、デジタル分野の発展速度が速まっていくことはニュースを見て、すぐにわかりました。具体的に環境変化が出てきている中で、どのような考え方をもって、日々の仕事を主体的に取り組む必要があるか、自らの視点を補正するといった目的のため、Amazonの口コミから当該書籍を探していました。
そこで購入したのが、『アフターデジタル2 UXと自由』という書籍です。
この書籍を読んで、以下の点が印象に残りました。
- 体験提供型ビジネスをオフライン、オンラインが融合したものと捉え、運営し、エクスペリエンス×行動データのループを回す新たなビジネスモデル(バリュージャーニー)を考える。
- UX(カスタマーエクスペリエンス)への注力、顧客の状況理解というプロセスによるデジタル化が成功する
- オンラインを活用してオフラインのサービスを強化する
- 不幸せな状況のどこをどのように変えたら、幸せなサイクルを生むことが出来るかをひたすら考える
先日このブログで記載した”ヤーマン”の巣籠もり美容もこの考え方が生かされているのかなと感じました。我が家はまんまとヤーマンのビジネス戦略にハマっていることになりますね笑
- 外出しての美容サロンに行けなくなった方々は、自宅でできるマッサージ・美容機器の使用を検討し始める。
- 家電量販店には行けないので、オンラインストアで購入する。
- WEB上の行動データや購入顧客データから状況理解の情報を取得。
- データを新規商品の開発や営業戦略に活用する。
- 営業利益増加、顧客獲得コスト低減により利益が増える。
こういったサイクルを高いレベルで構築できる会社がこれからの日本で企業価値を高め、生き残っていくのでしょう。頭の回転がはやいと、日本で感染者が出た時点で、こういった推測を考えられるので、引き続き金融リテラシーの高さを身に着けられるよう地道に勉強したいと思います。