コロナウイルスに対するウラジオストクの現状について、最近では多くのお問い合わせをいただいております。3月は卒業旅行シーズンでもありますし、2/28より日本航空(JAL)が新規就航したこと、3/16より全日空(ANA)が就航することもあり、ウラジオストクへのご旅行を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また現在はこのような状況なのでご旅行自体もどうしようか検討もされている方も多いと思います。少しでも現地の情報を共有できたらと思い、まとめてみました。
ロシア人の日本人に対する反応
シンガポールではアジア人に対して暴力を振るわれたなどのニュースを目にしました。こうゆうニュースを見ると海外に行くのが怖くなってしまいますよね・・・。私は念のため予防でマスクをして街中をよく歩いていますが、特に変わったことはなく、いつも通りの日常です。ロシアではマスクをしている人はほとんどいないので、視線を感じることはありますが、カフェやスーパーでも嫌な顔されることなく、いつも通りの接客をしてくれます。ありがたいことに道路を歩いていても避けられる等の行為はありません。
観光地の様子
主にウラジオストクの観光地(噴水通り・グム裏・中央広場・スポーツ湾)周辺についてです。いつも中国人・韓国人で賑わっている観光地ですが、現在中国人・韓国人に対しては渡航禁止になっているので、アジア人はほとんど見かけません。見かけるとしたら、駐在してる方や日本人です。最近は日本人の団体客もみかけるようになりました。
入国停止情報
中国人 ⇒ 2/20〜入国停止
イラン人 ⇒ 2/28〜入国停止
韓国人 ⇒ 3/1〜入国停止
商業施設などの対応
ウラジオストクではコロナウイルスの発生が今のところ確認されていないこともあり、どの施設も通常通りの営業時間となっています。
ロシアへの渡航状況
3/5よりサハリン州と北海道を結ぶ航空便の運行を停止しました。またサハリン州到着から遡って、21日間以内に北海道を訪問したことのある外国人は、到着してから14日間の隔離措置が取られるそうです。
在ウラジオストク日本国領事館からの情報
3月5日現在,ウラジオストク国際空港では,同空港到着日前14日以内に中国,韓国,イタリア,イランに滞在歴のある方は,発熱等の有無に関わらず,14日間,専用の施設に隔離されます。ただし,それらの国で入国しておらずトランジット(空港内乗り換え)のみの場合は隔離の対象とはなりません。
なお,ウラジオストク国際空港到着時,全乗客に対する体温監視が行われており,発熱等の症状があると,専門の施設に14日間隔離を求められます。この措置には法的な強制力は伴いませんが,施設への入所を強く求められるおそれがあります。
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