『2020年3月16日(月)より、日本のエアラインとして初めて、成田=ウラジオストク線の運航を開始する』とプレスリリース*1がANA(全日空)より2019年10月23日に発表されました。
ウラジオストクに住んでいる私達にしてみると日本との観光、ビジネスでの訪問が
活発になりますので、今からとても楽しみにしています。
そこで早速、運航ダイヤ、使用機材、料金やマイルでの特典航空券はどのような価格帯、チャートになっているか調べてみました。
運航ダイヤ
2020年3月16日(月)~28日(土)の期間と2020年3月29日(日)~でダイヤの違いはありますが、月曜日と金曜日の週2回運航になっています。
これは物理的距離が近いので、金曜月曜を休んで週末旅行を楽しむターゲット層に配慮されていると考えていいのではないでしょうか。 以下ANAプレスリリースより抜粋*2
使用機材
”エアバスA320neo”という機材が使用されることになりました。
スペックは以下の通りです。
座席数 | 146席 |
---|---|
全長 | 37.6 m |
全幅 | 35.8 m |
全高 | 11.8 m |
巡航速度 | 840 km/h |
航続距離 | 6,280 km |
最大運用高度 | 12,100 m |
最大離陸重量 | 79.0 ton |
エンジン型式名 | PW1127G-JM |
エンジン推力 | 12,160 kg (26,800 lbf) X 2基 |
搭載燃料量 | 23.7 kl |
タッチパネル式のパーソナルモニターが全席に装着されている機材なので、これでS7やウラル航空等とは違い機内で退屈せずに済みそうですね!
ビジネスクラスでは小型機としては最大クラスの電動リクライニングシートが採用されております。詳細はこちら。*3
特典航空券のシーズンチャート
就航は3月16日からということなので、就航時はレギュラーシーズンとなります。
今回の記事では、この3月16日(月)出発、3月20日(金)に帰ってくるという行程で各種検討したいと思います。
L |
2019年 |
12/1~12/19 |
---|---|---|
2020年 |
1/6~1/14、4/1~4/23、5/11~6/30、12/1~12/17 |
|
2021年 |
1/5~1/29 |
|
R |
2019年 |
8/20~11/30 |
2020年 |
1/15~3/31、7/1~7/22、8/20~11/30 |
|
2021年 |
1/30~3/31 |
|
H |
2019年 |
12/20~12/31 |
2020年 |
1/1~1/5、4/24~5/10、7/23~8/19、12/18~12/31 |
|
2021年 |
1/1~1/4 |
特典航空券必要マイルチャート
発着地 | 利用 クラス |
目的地 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
韓国・ロシア1 (Zone 2) |
||||||||||
L | R | H | ||||||||
日本 (Zone 1) |
Y | 12,000 | 15,000 | 18,000 | ||||||
PY | - | - | - | |||||||
C | 25,000 | 30,000 | 33,000 | |||||||
F | - | - | - |
札幌から東京や大阪に行くのと変わらない必要マイルで往復できてしまいます!
とても距離が近く、週末旅行が可能なので、人気の使い道になるのではないでしょうか。ハワイ線とか激戦すぎて、なかなか取れないですからね…。
運航を予定している日程は、特典航空券に空きがある状態です。(2019年10月17日現在)
行き3月16日帰り3月20日はレギュラーシーズン。
使用マイル数は15,000マイルと燃油サーチャージや手数料分8,000円となりました。
ANA(全日空)で提供しているマイレージサービスで貯められるマイルの価値は1マイル1.2円ほど(使用方法によって変動あります)と言われていますので、
往復15,000マイル×1.2円=18,000円
航空券での予約が18,000円以上ならマイルを使って特典航空券を利用するとマイルを1.2円以上の価値にて活用できることになります。
航空券予約での金額
2020年3月16日(月)~3月20日(金)の行程で往復41,000円となりました。
そのため、マイルを使用して特典航空券を予約すると、
41,000円÷15,000マイル=2.73
大雑把な計算にはなりますが、1マイルの価値を2.73円まで上げることが出来、航空券予約よりお得にウラジオストクに渡航できるということになります。正確に計算すると、搭乗することにより貯められるフライトマイルもありますが、ここでは割愛いたします。
他社比較
同じ日程でJAL(日本航空)のサイトから提携航空会社S7での成田ーウラジオストク間往復を調べてみましたが、燃油サーチャージ、手数料等込みで86,300円でした!
倍くらい違う!おどろきです!
これから価格、サービスの競争が起きて、よりお得に、そして安心で気軽にロシア、ウラジオストクへ訪問できる日がやってきそうですね!
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